パンプキンの“一人歩記”２

那覇市の「くがに菓子本店」で作られている『黄金(くがに)ちんすこう』、そのスペシャル版が沖縄市のプラザハウス内のロジャースで販売されています。



形は普通のチンスコーと違って、琉球王朝時代の宮廷菓子の原形である丸形を忠実に再現し、原材料も保存料などの添加物は一切使用していません。



香川県産の小麦粉、京都で和菓子用に製造された細粒糖、粉糖、国産ラードなど最高級品を使用し、職人が一枚ずつ丁寧に焼き上げています。



この『黄金チンスコー』、ロジャースのエンブレムデザインが施された化粧箱(16個入／税別1500円)と巾着入り(8個入／税別500円)は、ロジャース店内でしか手に入りません。



プレーン味の他に、ごまの風味を加えた『金胡麻ちんすこう』も同値段で販売されています。



化粧箱は「ジュエリーボックス」をイメージして作られたようです。高級感が漂っていて、とても素敵。お客さんからは、「ここでしか手に入らないのが嬉しい。どこでも買えると価値が下がります。」とよく言われるようです。ほんとそうですよね。



味はもちろんですが、パッケージまでこだわり尽くした最高クラスのちんすこうです。



さて、このプラザハウスで2017年５月２５日に発売が開始された「ブラウンシュガー フアッジ」が、これまた美味しいんです。
「ラウンジやカフェに似合う黒糖。ギフトとしても喜ばれるように、おしゃれをさせて」、そんなコンセプトで作られました。



イギリスの伝統菓子「フアッジ」を、沖縄黒糖で再構築。ザ・テラスホテルのチーフパティシエが開発を担当し、黒糖の加工は株式会社海邦商事のセントローレンス真紀社長が舵を取って完成させたもの。



ダークチョコレートのような深みのある黒糖の風味をベースに、15個入りでプレーン(税別700円)、タンカンピール(税別750円)、ジンジャー(税別750円)、ラムレーズン(税別750円)の４つのフレイバーが用意されています。洗練された商品です。



この「ブラウンシュガー フアッジ」、泡盛と合わせてみたいと思ってます。個人的には、プレーンとラムレーズンが好きです。めっちゃ美味い!!!!

企画はプラザハウスが誕生から６０年を迎え、新たに挑戦するミッションとして「プラザハウス プラットホーム オキナワ」として取り組んでいるものです。うるし、紅型、琉球かすりなどの素材も活かし、「旅する伝統工芸」のプロジェクトをスタートさせています。今後がますます楽しみです。